起立性調整障害で満年低血圧の私が目覚まし1回で朝起きれるようになるまで

朝起きられない...というと、夜更かしをして怠惰な生活を送っているやつだ...なんて思われがちですよね。

 

  • 目覚ましを何個かけても起きることができない。
  • ネット上の朝起きる方法を全て試したが解決しない。
  • 早起きという問題ではなく、午前に目覚める又は動き出すことができない。
  • 社会生活、日常生活に障害が出始める。

 

一般的に言う「朝起きれない」(遅刻ギリギリに起きる)ではなく、目覚ましなんて聞こえないし、目が覚めても起き上がることができない「ガチで朝起きれない」!!

 

そんな状態の方、、、病気です。

 

 

高校生時代、どんなに頑張っても午前の間に体を起こすことが敵わず、午前丸々欠席。単位が足りず留年危機。頭痛も激しく、病院に行ったついでに朝起きれないことを相談してみました。(当時は朝起きれないことが病気だとは思っていなかったので、相談するのはとても恥ずかしかったです。)

 

そこで診断されたのは 

とにかく自律神経が乱れまくっていて、朝とか夜とか体が検知できない状態になっていたようです。

同じように診断された方も多いのではないでしょうか。

 

病名がわかって一安心、とはいきません。問題はここからです。

これらの病気は薬がなく、どこの病院に行っても規則正しい生活を送りましょう。END✨

 

規則正しい生活ってなんやねーーーーん。できてたらこんな状態なってないねーーーーん。って感じですよね。

そこから試行錯誤し、6年経ってやっと目覚まし1回目で目が覚める!!!!状態までたどり着きました😢

 

最も効果があったと思われる5つのポイントをご紹介いたします。(前置き長いねん)

※あくまで個人が体験したことです。こんな風に治った人もいるんだな〜くらいの気持ちでみてね✨

 

  1. 光目覚まし時計

アラームをセットしておくと、その時間帯に太陽の光と同じような光を発してくれる目覚まし時計です。

体内時計を安定させる一番効果的な方法は、日の光を浴びて今が朝であることを知らせることです。しかし、朝起きれない民にとって朝日を浴びるなんて不可能中の不可能。というわけで人工太陽を毎朝決まった時間に割と顔の近くで浴びてください。

かなり効果があります。

1ヶ月くらいは以前と変わらず起きることが難しいかもしれませんが、とにかく毎日同じ時間に浴び続けることが大切です。起きていなくても朝を感じ続けるのです!!!

 

現在私が使っているものは下記です。めちゃくちゃ高いです...。

これを買う必要はありませんが、とにかく照度が高いもの。タイマーが付いているものがおすすめです。

https://www.amazon.co.jp/安心の日本メーカー-inti4s-モデルリニューアル-マツコの知らない世界で紹介された-intiシリーズ/dp/B07SJYNPPZ/ref=sr_1_1_sspa?dchild=1&keywords=人気の光+目覚まし時計ランキング&qid=1629730843&sr=8-1-spons&psc=1&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUExVTUwVDFIWUJDNFdRJmVuY3J5cHRlZElkPUEwOTYzOTQ4RlE0R0sxTlZWRlBGJmVuY3J5cHRlZEFkSWQ9QTJQRFZXMDhGS1ZSM1gmd2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGYmYWN0aW9uPWNsaWNrUmVkaXJlY3QmZG9Ob3RMb2dDbGljaz10cnVl

 

 2.1度あきらめて開き直る

朝起きれなくて苦しいですよね。

しかしその苦しみが今度は睡眠障害と言う形で返ってきます。私は起きられないストレスから過眠症になりました。朝は起きないは、昼は寝るは、夜も寝るはでほぼ冬眠状態...。

社会生活ができなかろうがなんだろうが、今は病人なのです。病気なんだから起きれなくてもしょうがないや...と1度開き直ってガンガン寝てみてください。

もう寝飽きたな〜〜〜くらいのマインドになってからがスタートです!

(もちろん寝過ぎは良くないです。しかし、そもそもストレスや病気を患う前の疲労がまだ取れていない可能性があったので私はとりあえず回復のための睡眠を沢山とってみました。)

 

 

 3.目が覚めたら夜まで寝ない

疲労感も取れたら、いよいよ朝起きの訓練...。

朝起きれないと、朝起きることに集中しがちですが、意外と寝ることに目を向けることも必要です。

どんなに早起きが得意な人でも、遅く寝れば遅く起きる。ならば早起きできない人は早く寝る!これにつきます。

朝起きれないことによって夜型生活を送ってしまっている場合、まず12時前には体強制シャットダウンで寝ることをお勧めします。そのためには、とにかく一度起きたら夜まで寝ない。23時には布団に入り電気を消し、目をつぶる。(寝れなくても良い)日中は動いて眠気を誘う。

これらを繰り返していき、23時に眠気を感じるようになってくれば、もう勝ちは目の前です。

 

 

 

 4.寝る前に甘いものは取らない

次は寝るに関すること以外での対策です。

とにかく糖質を控えました。糖分をとった後って急に眠くなったりしませんか。

血糖値の上げ下げによって、自律神経は乱れます。当時私はチョコレート依存症で糖分を爆食いしてはそのまま寝落ち...。と言う悪循環を繰り返していました。少し過激ではありますが、1日の糖質を50gまでに制限し、半年ほど続けたところ日中の眠気がかなり軽減され、眠い=一日の終わりに来るものという感覚が戻ってきました。

糖質制限はかなりきついですし、賛否がありますが、どうしてもどうもならない最終手段の方には是非試してもらいたいです。現在も朝起きれなくなってきたな...と感じたら炭水化物、糖質の量を調整しています。

 

 

 

 5.ビタミンDを摂取する

とにかく朝起きれない民は病気です。不健康なのです。誰がなんと言おうと...。

ということで栄養を取りました。

具体的にはビタミンDとタンパク質です。午前をベットの中で過ごしており、集中力がなくなり、憂鬱になり...という負の流れを堰き止めるために取り入れました。

 

 

本当は運動をするのが一番良いです。だがしかし、社会生活をまともにできない人間に運動ができるのだろうか???いや、できない!!(断言)

 

 

朝起きるという人間としてできて当たり前のことができないと、不安で自分を責めてしまうと思います。かつての私もそうでした。でも長い人生5年後に朝起きれる人間になっていれば万々歳です。

朝も起きれないんだから、塵のような行ないでもできることから少しずつやっていけばいいのです。

さあ!開き直って!人間は皆オッパッピーです。どうしようもないです。不器用です。オッパッピーなのです。このオッパッピー精神こそが起立性調整障害で満年低血圧の私が目覚まし1回で朝起きれるようになるまで成長した秘訣です。

 

 

以上。

 

東京の犬はワンと鳴かない

東京の犬はワンと鳴かない。

 

これは地方出身の私が港区に1年住んでみた結果、気づいたことである。

 

 

東京では私の想像より多くの人が犬を飼っている。

 

地方では大抵近所の家の庭に怖ーい犬が鎮座していたり、お店の名物犬として親しまれていたりと田園風景と動物、違和感の無い組み合わせである。

 

土地が安いため一軒家も多く、ペットを飼いやすい環境だからだ。

 

一方都会では集合住宅や一軒家をもつなんて夢のまた夢、なんてイメージを持っていた私は、どデカイビルにスクランブル交差点、それと獣である犬が共存しているなんて考えてもいなかった。

 

予想に反し頻繁に都内で犬を見かけるわけだが、犬と一概にいっても地方に生息する犬と都内に生存する犬とでは訳が違う。

 

 

東京のお犬様達はフワフワのカーリーヘアを見繕い、フレグランスの香りを放っている。

 

見かけるお犬様の皆様があまりに美しい毛並みを纏っていらっしゃるので、きっと私より高級なシャンプーを付けていらっしゃるのだろうなと思い、とても「犬」などと呼び捨てにできなくなってしまった。

 

ジョギング終わりの私の方がよっぽど獣臭いであろう。

 

そして東京ではフワフワのお犬様条例でもあるのだろうか、などとバカなことを考えているわけだ。

 

 

東京のお犬様は番犬としての役割など与えられておらず、また元々は野生の動物だったなんてこともない。

人間のアイドル、または富の象徴として存在すべく生まれ、育てられてきたのであろう。

 

 

そんなお犬様達はワンとは吠えない。「ニャウーン」などと甘ったるい声を出すのである。

 

交差点で信号待ちをしていた時に、横でマダムに抱きかかえられた灰色のフワフワの童顔犬が猫のような鳴き声でないたのにはなんだかドキドキした。

 

なんという自信だ。お犬様に私はお前が知っている「犬」などという存在ではないのだと言われた気がした。

 

彼らは自分自身の存在を疑ったことなどないだろう。

 

 

東京には沢山の生き物と自然が存在する。整頓された嘘見たいな自然、野生。それでいて日本で一番美しく、良い香りのする自然。

 

東京では人間が最も野蛮なのかもしれない。

 

 

今日も東京ミッドタウンのジョギングコースにお犬様達が重鎮していらっしゃる。我々は走る足を止め、お犬様の毛の一本にさえ触れないように、注意を図りながら道端の土の道路に降りるのである。